2007年11月6日火曜日

情報可視化インタフェース

数値データから描かれる統計グラフ⇒値の推移を把握するのに適しているが節目と考えられる部位や、背景・影響などを読み取るのは難しい

新聞記事などのテキスト⇒具体的な値の推移把握には不十分だが、背景や影響、節目として解釈すべき箇所を理解する際には有効

ということなのでこれらの情報を相補的に扱うことができればユーザーインターフェースは確実に向上する。

時系列数値情報とテキスト情報を組み合わせて情報を提示する場合、その最も単純な実現方法は、白書等より得られる数値情報を統計グラフとして描画し、新聞記事等のテキスト情報をその発行日を用いてグラフの時間軸に関連付ける方法であろう。

しかし、この方法は欠点があり、それは記事の発効日を利用したとしてもその記事がいつの出来事について書いているのかがわからないということである。今までの変遷をつづったものなのかもしれないし、昨日の出来事を書いたものかもしれない。これをまずテキストの自動解釈技術に基づいていつからいつまでの出来事について書いたものなのかを判別して時間軸と連動させる必要がある。またテキストがグラフのどの変遷箇所に注目して書かれたものなのかを解釈必要がある。

ユーザの探索行為を考えた場合(1)グラフの特徴的な箇所に着目し、それに関する知見を得るためにテキストを参照する。(2)テキスト情報から気になる箇所を見つけそれがグラフのどこに対応しているのかを参照する。っという双方向の情報アクセスが想定できる。そのため、情報提示インタフェースはユーザにテキスト情報の一覧からグラフの対応箇所を見つけるインタラクションを提供する必要がある。

Webで情報可視化インタフェースを考えるとフラッシュかAjaxあたりで実装できそう

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