新しいWebの展開
Web世界で様々な技術が揃い、ネットワーク環境も充実してきた現在、多くの人々が手軽にサービスを試し、取捨選択することで、人々が積極的にWeb世界に関わるように変わってきた。こんな環境変化の下で新しいビジネスが生まれ、育っている。
Web2.0とは?
最近よく耳にするWeb2.0、この意味合いは曖昧だが、以下の7項目でO'Reillyは特徴付けている。
- プラットフォームとしてのWeb
これまでのソフトウェア販売のビジネスが成り立たなくなり、Webを通してのサービスの提供とそれを支える豊富なデータを持つことが必須になった。 - 集合知の活用
Webから幅広いユーザの判断や認識を得ようということ。Wikipediaやブログなどが典型 - データは次世代の「インテル・インサイド」
インターネットでより良い情報を提供するためにデータの重要性が増してきており、データの獲得競争が起きているということ。(オープンソース現象と相反するのでこれについては良くわからない) - ソフトウェアのリリースサイクルの終焉
サービスとしてのソフトウェアでは、ユーザにつかってっもらうサービスが重要で、ユーザの反応に迅速に答えることが大切である。それゆえ永久のβ版というのがはやっている。(まだまだこれからより良いサービスを提供していきますよという意思表示) - 軽便なプログラミングモデル
単純で汎用性が高いプログラミングが好まれる。既存のサービスと簡単に組み合わせて多くの革新を生むことができるからである。 - 単一のデバイスのレベルを超えたソフトウェア
特定のPCプラットフォームに限定されない、新しいWebプラットフォームで動くアプリケーションが求められるということ。 - Web上でのフルスケールアプリケーションの実現
GoogleのGmail、Googlemapsなど
最後に
web世界の進化はコモディティ化されたネットワーク環境やPC環境がしっかり整い、安心して使える社会インフラが提供されて始めて可能なわけで、このことを忘れてはならない。スパムメールの駆除、著作権問題、個人情報漏洩などまだまだやるべきことは多い
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